まいど憶良(おくら)です。
キンメダイって美味しいですよね。
煮魚の臭みが気になる人に、上手に炊けるレシピを公開します。
今回のキンメダイはお店で三枚に捌いてもらいました。
チェックポイントは、ウロコがしっかり取れているか。
顔周りや腹の下のほうなどにウロコがしっかり残っているお店はあんまり利用しなくなります。
さて、下準備としてキンメの裏表にざっと塩をこすり付けます。
そして10分ほど放置。
こうすることで魚の余分な水分が出て味もしまり、身がしまり、煮崩れもしにくくなり、臭みも水とともに流れ出ます。
次に90度くらいの湯を沸かします。
沸騰した湯の一割程度(大体でオッケーですよ)の水を入れてもOK。
をかけます。
先ほどの塩も落ち、脂や血合い部分に含まれる臭みも抜けます。
霜降りと呼ばれる下処理方法です。
魚の煮付けをするときには是非やりましょう。
もう一つの臭み取り。
すりおろした生姜(チューブも可)やネギの青いところを一緒に煮ます。
ネギの青いところは白ネギを買ったときに切って冷凍しておいたものを使ってもいけます。
弱火でコトコト煮ます。
煮ものは基本的に冷める時に味が染みていきますので、私は一度弱火で煮てアクを取った後一度冷まして再度弱火で煮ます。
強火で煮ると焦げ付いたり、身がボロボロになっちゃいますので、弱火がお勧めです。
味ご飯と、自家製ぬか漬けと一緒に食べました。
時には手抜きし、時にはひと手間かけて、料理を楽しみましょう。