まいど憶良(おくら)です。
鯛を買ってきました。
これは連子鯛で、お安い。
手間をかけて美味しくしましょう。
鯛ご飯と鯛の酒蒸し焼きの2品作りました。
今回は鯛ご飯の作り方です。
深めのボウルに鯛が沈んだ状態でウロコ取りでこすります。
無ければペットボトルのキャップでも取れますよ。
水の中に沈めることで周りに飛び散りません。
頭を落とします。
ヒレのこの辺りと下のヒレのところに包丁が入りやすい所がありますので切ります。
同じく頭の上にも包丁が入りやすい場所があるのでそこを切ると頭が取れます。
内蔵もある程度(またはほぼ全部ズルっと)取れますので、
エラを開けて中に見える赤いエラを引っ張り出すと内蔵も一緒に取れます。
裏返して反対側のエラも取ります。
中を丁寧に洗います。
血の塊が残っていると雑味の原因になります。
歯ブラシなんかで掃除すると少し楽です。
丁寧に。
こんな感じで。
頭を半分に割ります。
これも顔の中心辺りに包丁が入りやすい場所がありますのでグイッと刃を入れ、硬ければ上から包丁の背を叩いて割ります。
こんな感じ。
身と骨の間に包丁を入れます。
やり難ければ皮だけスッ、スッと切っておくとやりやすいです。
お腹からも同じく背骨の近く、背骨に沿って刃を入れます。
おなか側の骨はブチブチと切ってしまいます。
2枚になりました。
先程切ったおなか側の骨に沿って切ります。
裏表やると3枚におろせました。
画面奥はお腹の骨と皮です。
これも使います。
バラしたら裏と表に塩をパラパラと振って10分置きます。
汁が出てきますのでペーパータオルで拭き取ります。
臭みが取れて身がプリッとします。
軽く塩を降って冷蔵庫へ。
(そのまま続けてもいいです。)
身、アラ共にクッキングシートに並べて中火に。
全体的に身が白くなってきたらフライ返しなどで裏返します。
私は箸で裏返したのでガチャガチャになりました。
身を皿に移します。
骨の間、顔の中、背びれの近くなど手で細かな身を取ります。
面倒な場合はしなくてもいいです。
細かい身を取るときは箸でなく手で取り、小骨が入ってないかチェックします。
水にアラと昆布を入れ、和風だしの素を小さじ1入れて炊きます。
沸騰する前に昆布は取り出します。
身は一度ラップして冷蔵庫へ。
アラが炊けたら冷まします。
ザルでアラを濾します。
ペーパータオルを使えばもっと丁寧ですね。
炊飯器に、米とアラを炊いて冷ました汁を2合分入れます。
アラは新聞紙に包んでビニールに入れてゴミ箱へ。
身を上に乗せて、あとは炊くだけです。
ざっくり混ぜたら出来上がりです。
鯛アラからいい出汁が出てるので、
鯛の旨味が凝縮した味を楽しめます。