まいど憶良(おくら)です。
肉のデパートマルヨネで普通のお肉屋さんでは、あまり見かけない部位を買ってきました。
今回は買ってないですが豚タンも美味しいですよ。
豚さんのハート。
鶏のハートとおんなじような形ですね。
血管は包丁を入れて中の血を包丁先で出し、水洗いします。
白い膜や筋は取り除きます。
写真左の、白い部分はちょっとコリッとした食感で美味しいので捨てません。
鶏ハートの心残りみたいな食感(それよりソフトな食感)です。
包丁で掃除(食べにくかったり食感の悪い所を切り取る)していきます。
焼肉用は広めに切り、ホルモン焼きや焼きそばに入れるものは食べやすいサイズにします。
こちらは豚の小袋(子宮)です。
写真左の棒状の部分は牛の、丸腸のような形。
コリコリと弾力があり、中からうま味たっぷりの汁が出てきます。
右側はひねりの入った感じの形。
コリコリして歯でプツリと噛み切るその食感が楽しいんです。
食べやすい大きさに切ったら2〜3㍉間隔で包丁を入れます。
これにより、より噛み切りやすく味もしみやすくなります。
牛の丸腸。
中には脂の甘くて美味しい汁があります。
酒と塩でもみ洗いしてから熱湯に入れて1〜2分ほど湯通し。
臭み取りです。
全面に焼き色がつき、油が出てきたらだいたい火が通ってます。
丸腸から出た油にスライスしたにんにくをいれて、香りが立つまで待ちます。
次に火が通りにくいコブクロを入れて焼き目がつくまで加熱。
ハートも入れて焼色がつくまで加熱。
こんな感じ。
だいたい赤いところがなくなったら塩コショウします。
もちろん焼く前に塩コショウしても良いです。
アバウトに料理してもいいんです。
キャベツを投入し、全体を覆います。
ここでわからないくらいカレーパウダーやクミンなどを入れます。
3〜5分蒸し焼きに。
盛り付けてからガーリックパウダーなどかけてあげると更に食欲を刺激してくれます。
それぞれ食感も味も違い
とても美味しく仕上がりました。
珍しい部位を見つけたら焼いてみましょう。
ポイント
厚みのあるものはしっかり時間をかけて火を通す。
不安な場合は熱湯でしっかり下茹でする。
噛み切りにくい部位には隠し包丁を入れる。
最後まで切れたら切れたで良いや、という気楽な気持ちで厚みの3〜4割ほど2〜3ミリ間隔で切り込みを入れます。
もちろん適当でも大丈夫です。
気軽にチャレンジしてみましょう。