まいど憶良(おくら)です。
お子さんでも食べやすい、骨が口に入りにくいサンマの焼き方です。
サンマはクチバシの黄色い、銀色、青色の部分の色が鮮やかなもの、白目が透明で濁っていないものが新鮮です。
そして頭より背中のほうがぷっくりと膨らんでいるものの方が脂が乗ってます。
さて、内臓を取ったら
背骨の両脇に刃を添わせ、カリカリとお腹の骨を切ります。
切った骨を取ってしまいます。
背中側の骨はしっかり背骨に付いているので身を箸で取っても口に入りにくいですが、お腹側の身を取ると、一緒に骨も口に入ってくるので、先に取っちゃおうということです。
背骨近くの血の塊も一緒に取れるので雑味もなくなりますよ。
骨が取れたら水でざっと洗い、水気を拭き取って酒を少量振り、更に塩をまんべんなく振ります。
醤油で食べるなら5分、塩焼きで食べるなら10分おきます。
その間にコンロの魚焼きの網にに油か酢を塗って火をつけ、予熱をしておきます。
油か酢を塗るのは皮が網にくっつくのを防ぐため。
予熱は一気に皮を焼き固めて中の水分を逃さないため。
5分後、サッと塩を洗い落として水気を切ります。
こうすると余分な水分が抜けて同時に生臭さも取れます。
焼き上がりもベチャッとしません。
しっかり水気を切ったら、
サンマが炎のすぐ下に来るように配置します。
これも皮をパリッと焼き、水分を逃さないためです。
5分〜7分、焦げすぎないように。
焼けたらひっくり返して同じ位5分〜7分で焼き上がりです。
大根おろしと醤油で食べるのも美味しいですね。