
まいど憶良(おくら)です。

これからこれから
バンコクのカオサン通りは少しずつ暗くなってきて、これから本番といったところ。

段々と人も増えてきました。

メイン通りでは呼び込みのお兄さんや

案内のお姉さんも席の案内に忙しくなってきました。

席を確保しているお客さんもいましたが、私はまだ暫くウロウロとしてみます。

ワニの屋台
日本風ワサビ味のワニ串は150バーツでした。
ワニの頭蓋骨など、ディスプレイも凝っていますね。

こちらは虫さん売りのおじさん。
屋台になっているとその距離感から「買おう」とはなりにくかったのですが、距離の近さから何となく会話の流れで買うことになりました。
虫が苦手な人は、ザッと読み飛ばして下さい。

サソリ、タランチュラ、バッタ、ムカデ、蛇と、なかなかのラインナップです。
もはや食べ物として見慣れてしまったので、「うわぁ」とかいう感情の揺れはございません。

サソリを買い求めました。
150バーツでしたが、「100バーツ(450円)でいいよっ!」と、おまけしてもらいました。
(一人食べると、僕も食べてみようかなという人が出てくることがあるんだそうです。といったところで毎回オマケするわけではないようです)

ミーアキャットが、命をかけても食べたいと思う一品。(旨そうに食べてる)
人間の男の子はやっぱりサソリのフォルムに憧れるものなのです。(それは人によるやろぉ)

いざ実食
ハサミ部分はサクサクして、堅あげポテトを少しソフトにした食感。
味はほとんどしません。

尻尾、足もご同様。
ちなみに尻尾に見える細いところはまだ胴体(終体という)で、針のついた丸い部分だけが尻尾なんですって。
その終体は微かに海老の尻尾のような風味がします。
頭は結構しっかりと、殻付き干し海老のような味。
胴体の後部は、スルメイカと殻付き干し海老を足した感じの味。
胴体の前部分はスルメイカと殻付き干し海老に、内臓ごと干したイカの丸干しを合わせたような味です。
部位ごとに色々と複雑な味が味わえて、良かったと思います。
特に、一度は食べてみたいと思っていたので満足です。
セブンで買ってきたLEOビールと共に美味しく頂きました。

タランチュラ
女性お笑いトリオの、森三中の村上さんが言うには、高級な海老と高級な蟹の中間のような味とのこと。
村上さんいわく、「その辺で売っていたらプライベートでも食べたいくらい美味しい」という事なので、是非食べたいと思っていた一品。
何よりも村上さんがタランチュラの話をしている時の、美しい純粋な目の輝きを見て、絶対食べたいと思っていた食べ物なのです。
が、今はサソリを堪能して満足したところなので、またの機会に楽しみたいと思います。

蛇とサソリと、奥に見えるのは小サソリ。
私のカンですが、これだけ小さいとほとんど旨味はないのではないかと思います。
もしかすると昆布味、塩味など加えると美味しく頂けるかも知れないですね。
ちょっと不思議に思ったのは、よくぞこれだけサイズを合わせているなということです。
それだけ豊富に捕れるのでしょうか。
次回は事前調べで旨いと評判のムーパラなる料理を楽しみたい、という話です。
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