まいど憶良(おくら)です。
たっちょほねくどんが食べられる店があると聞き、
和歌山は有田にやって来ました。
店自体はちょっと寂しい狭い道の先にあり、本当にお店があるのかとちょっと不安になりますが、大丈夫、お店はありました。
ここがまごころの味、しんまち。
みかんで有名な有田です。
このブログでもお話したのですが、有田は、「ありだ」と読みます。
関西人でもかなり多くの人が「ありたみかん」と言ってしまってますが、「ありだみかん」です。
和歌山出身の知り合い数人に確認したところ、3人中1人が、「えっ?ありだなの?」といっていましたが。
店内の様子。
サインなども飾られています。
たっちょほねく丼。
テレビ和歌山視聴可能域では有名だそうです。
店長さんが、「ほねくって何かわかります?」と、ほねくを見せてくれました。
太刀魚を骨ごと砕いてすりつぶして作った骨くり天ぷらの事だとか。
この辺のソウルフードですね。
ちなみにスーパー松源(まつげん)とか、オークワでも普通に売っているそうです。
この、ほねく(メーカーによっては、ほねてんとも)と野菜を混ぜてかき揚げにします。
たまご入りの餡の上に、揚がったかき揚げをどんっ!と乗せて完成。
たっちょほねく丼です。
どんぶりのすぐ左下には味変アイテムが。
これをかけると、胡麻油の風味が効いて、ちょっと中華風どんぶりになるんですって。
これまたちなみに、たっちょは、太刀魚、たっちうお、たっちょ、と変化したと思しき、この辺りでの太刀魚の呼び名です。
餡はちょっと優しめの味。
なので、途中でみかん七味などをかけて食べました。
こちらはその辺のスーパーでは気軽に買えないアイテムの様で、黒潮市場とか、和歌山マリーナシティなどのお土産コーナーなんかには置いてあるそうですので、気になる方はチェックを。
他所では食べられない丼です。
有田ではこのたっちょほねく丼をメジャーにしようと、複数店舗で提供中なんですって。
しかも、各店で独自の工夫を加えた物になっているので、何度も楽しめそうです。
ちなみにしんまちのたっちょほねく丼は全国丼グランプリで3年連続金賞獲得したという実績あり。
お値段ナント、600円!
一緒にお寿司890円も食べました。
どちらも税抜き価格です。
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