まいど憶良(おくら)です。
蕎麦湯が美味しいお店があると聞き、兵庫県は川西能勢口(かわにしのせぐち)にやって来ました。
お店の場所がかなりわかりにくいです。
お世辞にも衛生的というイメージではなかったですが、
蕎麦愛を感じる店主さん。
ざるそばの、大盛りです。
値段は1380円くらいだったような。
写真がかなり調子悪い感じですが、普通の蕎麦の色でした。
蕎麦自体は可もなく不可もなく。
ですが、店主さんがずっと横に張り付いていて、食べ方をレクチャーしてくれるのが半分面白く、半分落ち着けません。
店主さん自らが塩を指でつかんでかけてくれるのですが、その指のビジュアルが、どうにも食欲をそぐ感じで、かなりつらいです。
こちらはキツネそば。
関西風に言うとたぬきです。
こちらは極めて普通です。
そばを別丼に入れて、大根おろしと、またしても黒い爪の指で直つかみの塩を振りかけ、「食べてみ」と。
食欲はさらに減退。
つらいです。
店主さんのお話に相槌を打ちながら食べ進めます。
結構しんどい時間。
ところが、最後に蕎麦湯が来て、評価は一変します。
そばのみも入った濃いい蕎麦湯。
素手で梅干しを引き裂いて投げ入れ、直つかみの塩を入れて完成。
でも、それでもなお、これは美味しい。
店主さんみずからあれこれ勝手に入れちゃう感じでなく、言葉で説明してもらってお客の好きなように食べさせてもらったら、もっと素敵な店だと思うのですが。
賛否両論わかれるというのもわかります。
…。
蕎麦湯はまた頂きたいかも。
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