まいど憶良(おくら)です。
これはオクラです。
私のブログやグルメ記事を検索するとき、「おくらです」まで書くとグーグルですぐに見つかりますが、「おくら」だけだとこのオクラに圧倒的に負けます。
「憶良」だと山上憶良(やまのうえのおくら)に負けます。
ちなみに私が使っている憶良も、この山上憶良から拝借しています。
憶良さんは万葉集にも収録されている歌、
おくら まからむ わを
「憶良らは今は罷らむ子泣くらむ そを負う母も我を待つらむそ」
が有名で、訳すと「私憶良はもうおいとまさせて頂きます。子供もそれを背負ってる妻も私の帰りを待ってると思いますので」
ということだそうです。
子供ながらにこの歌を教科書で読んで、仕事上大切な宴より家庭を大切にする、こんな人になりたいと思ったものです。
前置きが長くなりましたが、
イカオクラがあるくらいならエビオクラがあっても良いのではないかと作ってみました。
オクラは新鮮で触った感じ弾力があって柔らかであれば生でも食べられます。
後、うぶ毛がしっかり綺麗に生えてるとか鮮やかな緑色、茎の切り口が茶色く変色していないのも目安になります。
塩茹でせずにちょっと塩もみすればそのままでも美味しいですよ。
食感が気になるなら薄切りにすればOK。
できるならオクラは加熱しないか、さっと湯通しで済ませる方が栄養的にもいいんです。
70度以上の加熱でオクラの良いところはどんどん壊れるそうですので、
新鮮かどうかわからない場合はオクラをさっと塩ゆでして冷ましたら適当に切ります。
オクラ4本に対して海老は3尾使いました。
適当に粗く切ります。
更にオクラと一緒に叩きます。
粘りが出たらOKですが、好みで粘り無しでもOKです。
大きめに切ると食感が楽しめます。
小さく微塵にするとねっとりした食感が楽しめます。
一部分だけ微塵にしても楽しいですよ。
味は白だしをちょっとかけて、
醤油を垂らしてちゃちゃっとかき混ぜたら終了です。
ビールのあてにも、熱々の白ご飯に乗せても美味しいですよ。
私は白ご飯の上に「いかおくら」と「えびおくら」を乗せて、だし汁をかけて茶漬け風にして食べました。
その場の思い付きで作る料理も楽しいですね。
憶良 レシピ 憶良